戦後最大の二日酔い

 昨日は犯罪的に酒を飲み、22時ごろまで何かしら飲んでいた。そんな日もある。先日飲んだビールが前に飲んだときの記憶よりも味気なかったので「コロナかも」とか思ったりしたけれど、昨日飲んだビールはいずれも鮮烈かつ繊細な味わいがしたので、どうやら先日のビールは劣化か何かしていただけのよう。

 

 今日は二日酔いにしてはリングフィットアドベンチャーをよくがんばった、けど、こういう「しんどいときに謎のスイッチが入って運動をがんばる」というのは、のちのちもっとひどい体調不良に見舞われることが多い気がする。ジベルばら色粃糠疹、と診断されたわけではないけれど、異常な乾燥、からの、全身に激しい発疹ができ、2〜3ヶ月で治るあの症状、は、いつもこのパターンから移行しているのであって、いまも唇がやたら乾燥している……え、嫌すぎるな……。

 

 二日酔いは実は戦後最大というほどではなく、今年の二日酔いランキングでもかなり下の方、軽めであった。

 

 Tiny Habit、40〜50ページの10ページを読む。Behavior=Motivation×Ability×Promptのモデルの、まずはモチベーションから見ていきましょう、ということのようです。モチベーションはPAC、人物(Person)に属するもの、外在的な要素(Action)に属するもの、文脈(Context)によるものがあるけれど、なんにせよ長続きしないし、増減が激しいので、当てにしてはいけないよ、という、よく聞く話。

 そして、習慣化させたい行動は、明確でなければならない、と言う話も。彼のBehavior Designのセミナーでは、まず彼は受講者に「どんな行動を習慣にしたい?」と聞くのだけれど、みなさん、熱意(Aspiration、たとえば「もっと生産性を上げたい!」)か結果(Outcome、たとえば「10キロ痩せたい!」)を書くばかりで、具体的な行動は書かない、と。ビジョンを抱くのはいいけど具体的にね、という、これもまあ、よく聞く話。結局どーすりゃいいのよ、は、明日に続く(たぶん)。

 

 地ビールの世界。ランビック編。

 ランビックは野生酵母の発酵による酸っぱいビールだけれど、大別して「グーズ」、甘みをつけた「ファロ」と「マールス」、チェリーを入れた「クリーク」、ラズベリーを入れた「フランボワーズ」の5種類がある(グーズについては今のところ説明の記述がないが、私の知識によると「新しいランビックと寝かせた古いランビックブレンドしたもの」のハズ)。

 ランビックブリュッセルに近いペヨッテンラント(パヨッテンラント)地方にて作られる。語源は諸説あるが、この本では、レンベーク、という町の名前が語源ではないか、という説から、地理的な紹介に移っている。現地の人たちは、その地域で作られる白い柔らかいチーズ(訳者注によるとアッテケース、別名ブリュッセルチーズ)と合わせて飲むらしい。

 野生酵母で発酵させる、という点では、フィノシェリーと似ている。フィノもフロール(酵母による膜をこう呼ぶ)ができる環境で発酵させるそう。また、ジェラ地方のアルボワで作られるヴァン・ジョーヌというワインも、サヴァニャンという酵母が多く付いた品種のぶどうで作るため、フロールができ、同じような酸味のあるワインとなるらしい。

 豆知識として驚いた記述。アルコール度数には、「重量比」で算出するものと、「容量比」で算出する2通りの算出法があり、アメリカは重量比、EU・カナダ・オーストラリア・日本は容量比での算出法を採用しているとのこと(少なくとも本書が出版された1995年時点では)。アルコールは水より軽いので、重量比の方が少し値が小さめにでることになる。

 また、ドイツではラガー、下面発酵ビールが有名……かと思いきや、ケルンやデュッセルドルフでは、上面発酵ビールの消費が多いそう。下面発酵でビールを作る方法を確立したのはセドルメイル氏、1830年のことだそうだ。酵母の働きを改名したのはパスツール大先生、1857年。

 

 今日の進捗。洋書10ページ。ハーモニー。ドイツ語会話をAnkiに入れて一回回す。リスニング難度A+の難度Bの10個を全部聞き直す。リングフィット。

 明日の希望。投資。英単語をAnkiに入れる(情報源はSUIT、リスニング難度A+、Tiny Habitsあたり)。片付け(漠然)。洗濯。英語の発信に関する勉強法を検討。ブルワリー調査。コロナ後に行きたいことしたいことを書いてみる。ドイツ語は最近文字ばかりになっているので音声を聞いて発音してみる。