ヴィジョンなき人生

 

 片付けが苦手だ。そもそも動作そのものがあまり得意ではなく何もかもが億劫だし、片付け以前の「床のゴミを捨てる」とかはなんとかできたとして、そこからは何をしていいかわからなくてぼんやりと乱雑の中に立ち尽くして日がくれる。

 明日は部屋のありようについて、考えてみよう、と急に思った。どんな部屋にしたいのか、ヴィジョンを特に持ったことがないことに気がついた。イメージすること。改善すること。この辺に少しキーがあるような気がする。

 すぐに乱雑になってしまうので、乱雑にならない部屋作り。一時的なゴミ以上私物未満のものをどうするか。コード類など、すでに乱雑なものをどうするか。より便利な部屋、より落ち着ける部屋。今後プライベートでしたいと思っていることを実行に写せる部屋。

 しかし、空間認知能力が異常に低く片付けができないことと、未来や目標や希望を思い描くことができない能力的問題は、どちらも同じ脳の部分の欠陥なような気がしないでもない。時間や空間の大きさ長さを持ったイメージを脳内に展開すること。具体的に思い描くこと。この空間把握能力とワーキングメモリの欠損のおかげで、いつも気が付くと目の前にあるタスクたちをヒステリックなドタバタで追い詰められながら対処するしかない受動的人生を送っている、ような気がする。どうしたもんかね。

 

 

 今日の進捗。洋書を読んだ、引き続き「ハーモニー」を読んだ、Ankiのアカウントを作った。

 今日の知識。幽霊船は英語で、"the flying dutchman"というそうだ。

 

 明日は9時までには起きる。リングフィットアドベンチャーをする。洋書を読む、「ハーモニー」を読む、Ankiで英単語と、ドイツ語例文のカードを作る。洗濯をする。トイレ掃除をする。ペットボトル、缶のゴミを捨てる。すでに場所が決まっているものは定位置に戻し、それから片付けの問題点を洗い出す。乱雑になる原因、苦手な家事。それから投資信託について調べる。